ESSヨットクラブ


スタートの準備、基本戦術

レース参加前に出来る準備 
 レースの中で一番大事な、スタートの戦術(準備)について説明いたします。
色々状況と艇により多少変わってきますが、基本的な説明をさせて頂きます。
 天気予報を聞く。
風速の予報によりどのコース選択するか考えシュミレーションする。
大体の風向の変化を頭に入れておく。
 レース当日の干満の時刻を調べる
それにより、レーススタートからリミットまでの潮流の状況を把握出来る。
 
 上記のような場合、強風時はボートスピードがあるのであまり影響がないが、微風や軽風の場合だとポートタックで進むA艇がB艇よりも早く上マークへ行く事が出来る。
 
スタート1時間前準備
スタート1時間前までにはレース海面に出て海面の状態、風の振れの状態、艇のチューニング等のチェックを行う必要がある。
海面の状態
うねりが高いか、低いか・チョッピーな波か・なぎか
風の状態
風向が一定か?
風の振れが周期的なものか、変わっていってるのか?
艇もチューニング
風の状態に応じてセールのセット、チューニングを行う。
詳しくはクリックしてください・・・ジブセール・・・メインセール
スタート前準備(ポジショニング決定のために)
スタートラインの設定が出来上がったならばアウターマーク、コミッティーボートのアンカーラインを確認し潮の流れを把握しましょう
特に微風、軽風時は要チェック!
@の場合 早めにスタートポジションについてアプローチを始める。
Aの場合 通常のアプローチではリコール(スタート前にラインを横切る)する場合がある。
Bの場合 本部船より側からのアプローチが必要
アウター寄りであるとスタートラインから追い出される場合がある。
Cの場合 Bの逆
スタートラインが風に対して直角かどうかのチェック
アウター側が有利か?コミッティー(本部船)側が有利か?
チェックの方法
1、コンパスを使った方法
先ずスタートライン上を走り、コンパス方位を読む、次に風見、又はジブセールのシバーにより風上を見つけコンパスを読む
コンパス差により、どちらに振れているかを調べる。
2、トラベラーでのチェック
風上に向かって走り、スタートラインとトラベラーの角度の差を調べる。

単純には風上がアウター側に振っていればアウター側のポジションが有利、コミッティー側に振っていればコミッティー側が有利になる。
ポジション
アウター、本部船側のどちが有利かが分かればあとはポジション取りです。
スタート前5〜10分前にスタートラインに沿って艇を走らせどの位置からスタートするのか決めておく。
基本的にはフレッシュウインド取るために本部船側からスターボードタック(優先)でスタートするのが一般的です。
しかしあまりに混雑しているとトラブルをおこす場合があります。
それを避けるためアウター側から出るとジャストスタートが出来ればフレッシュウインドが取れ問題がありませんが、スタートが遅れてしまった場合は風上には艇の壁ができフレッシュウインドをつかむのに一苦労しなければならないでしょう
特に上り角度の悪い船が混雑した中でスタートを切ると、風下艇から「しもー」(風下艇有利)と叫ばれ、タックをしようにも「スタボー」と叫ばれどうしようもなくなってしまいます。
まとめ
ベストポジションとは、スターボードタック(優先権)でスタートが切れ、風上に他艇がいなく(フレッシュウインドの確保)ライン上で距離が一番近い(風向による)場所ですね
色々と書きましたが結局一番大切なのはジャストスタートです。これさえできれば有利なポジションからのスタートができなお且つフレッシュウインドがつかめます。
その為には
早めに自艇の位置をキープをする事。
スタートラインに入りきれない場合は早々に穴を探し位置を確保する。
乗り組み員で分担し情報を収集、報告する。
ラインまでの距離を確実に判断する。
風上を常時確認する。
周りの艇の動きを報告
わかりやすいカウントダウン(残り時間報告)

あとは経験を積むのみです。
以上
このページの先頭へ