基本中の本結び    

ほんむすびから。
 ほんむすび たてむすび、間違えずに結べますか。こんな方法はどうでしょうか。
ほんむすび1 1.ほんむすびは2本のロープをつなぐ時には、少し頼りないです。ロープの端に輪を作ったり、木からロープを張るのには向いていません。
ほんむすび2 2.2つの端のどちらが上から出ていますか。
 右側の端がロープを超えて上から出ています。左側の端はロープをくぐって下から出ています。
ほんむすび3 上から出ている端を上に重ねてください。
 この時、重ね方を逆にするとほんむすびになりません。
ほんむすび6 4.ロープを扱うときは、机や地面に置かず、手のなかで宙に浮かして結ぶようにしましょう。
 素早く結ぶためと、ロープを汚して傷めないためです。
ほんむすび4 5.このような形になったでしょうか。
 形を整えながら強くしめて、使いましょう 。
ほんむすび5 6. 三角巾や風呂敷を結ぶのは、このほんむすびです。
 固くなってもほどく方法があるからです。
たてむすび これは間違い。たてむすび。あまり強くないので普通は使いません。

 田舎の葬式のとき、腰に荒縄をたてむすびで結んだ経験があります。理由は聞いてないんですけど。
 ほんむすびを間違えずに結ぶためには、この方法以外に
 『左手のロープを上に重ねたら、次は右手のロープを上に重ねて結ぶ』,
色違いのロープで、『赤ロープを上に重ねたら、次も赤を上にして』,などがあります。
 ほどき1  A. ほんむすびを簡単にほどく方法です。
 ほどき2  B. 一本のロープの端と元を持って強く引っ張ると、このような形になります。
 ほどき3  C. 結び目をずらしていって、端から抜けばほどけます。